静岡県立総合病院にて演奏してきました

　お久しぶりです。Blackboards鍵盤の達也です。遅くなりましたが１０月２５日の院内コンサート。無事に終えてきました。広い受付ホールに、立派なグランドピアノ。そしてそれはそれはたくさんの患者さんや、わざわざ足を運んでくれたお客さんたちに囲まれて、有意義な時間を過ごさせてもらいました。テーマが『歌でつなぐ命のバトン』ということで、選曲には大変気を遣いましたが、以下のセットリストで演奏してきました。（動画は本番１週間前の練習動画）

【Setlist】
01.糸 / 中島みゆき
02.たいせつな人 / さだまさし
03.手 / 大知正紘
ー手紙ー ハナミズキ piano versionにのせて

04.種 / 半崎美子
05.窓 / 矢野真紀

06.花になれ / 指田郁也

　演奏の合間にあった手紙は今回の臓器移植について考えを深める本当によい時間でした。普段そんなことなかなか考えることがない僕にとってはとても感慨深い内容でしたし、実際の体験談だったためにぐっとくるものがありました。元気先生も同じことを感じていたようで、コメントする際は、言葉につまる場面もありました。

　演奏後は、たくさんの方々にお声をかけていただきました。歌を通して、何か伝わればという一心で演奏したので、患者さんが涙を長しながら声をかけてくださった時には、本当にやってよかったという思いで心が一杯になりました。

　元気先生は地元静岡ということもあり、たくさんの教え子もかけつけてくれました。平日にあれだけの子が集まるというのはさすがです(笑)　教師としても、演奏家としても、何かを『伝える』存在になろうという気持ちが強まった素晴らしい機会になりました。

　最後に静岡県立病院の方から賞状を頂きました。一生の宝物です。また、機会があればぜひお呼びいただけたらと思います。本当にありがとうございました。